ILC特別授業に参加!!

 科学の力で岩手を拓く
田中舘愛橘博士と木村榮博士、そして国際リニアコライダー
という授業に参加させていただいた。
講師は大江昌嗣氏と千葉彰氏

 震災前なら、大・大・大賛成!!ぜひ誘致して、岩手から新しい宇宙を作りたい♡
 田中舘博士はローマ字を発明、稲荷神社に縁あってアインシュタイン博士と交友があったということは聴いていたが、地球物理学を極めた方で、行動力を併せ持った方とは・・・。文字通り目が点。
併せて、初耳な木村博士とともに、水沢に緯度観測所を発足させ、"木村のZ項”なるものを見出したらしい。世界数か所での観測結果で水沢の誤差が大きいことから、地震観測や大気の影響など地道な計測が行われ実証された。ここでわからないのが、最初に数式zがあってあとから実証されたようだが、そのzが経度に関わらない項とあるが、なぜそれがひらめくのか?そこが、やはり天才なのだろう。羨ましい♡♡
さらに、そんな計測から、ジェット気流もわかってきていたそうだ。
さらに、さらに、県内に国立天文台水沢VLBI観測所(緯度観測所から移行)・江刺地球潮汐観測施設(ひずみを測定、北上山地花崗岩地帯に設置、地球内部の液体まで観る事できる)・奥州宇宙遊学館(tel 0197-24-2020 9:00-17:00 火曜休館)という施設があることも、今知った。

 で、直線で地下トンネル内に陽子と電子を衝突させる素粒子物理学最新施設を作るという話。
北上山地花崗岩地帯は極めて安定なそうで、そして電気を止める事によって放射能汚染も回避できる!と施設内の安全は確保されるそうだが、そこに集まった物理学者さん達・その家族の安全が今の日本で確保できるのかが心配。レベル7の深刻さを解決して超えられるのかなあ?
電力も今の状況で、夏休み作動させなければ供給できるそうだが、そのために原発を稼働させるのは、勘弁して欲しい。
風力・太陽クリーンエネルギーでまかなう。福島原発も終息してますっていうんならなあ・・・。(これは一個人の想いです)
考えすぎかな?建設期間10年の間に関東での大きい地震はあっても、東北でこんな大きい事業がすすめられていたら、生き残るすべがある、世界が見放さない?当面の雇用・経済効果はありがたい。素粒子物理学が身近になって、新しいエネルゲンが発明されたり、宇宙がもう一つできたり・・・想像さえできない。
田中舘博士も木村博士はどう思っていられるだろう・・・
このような、勉強会に参加させていただいた、振興局さんに感謝いたします。