映画”忍ぶ川”上映会 in 二戸文化会館

 ご存じ、三浦哲郎さん原作。加藤剛さん・栗原小巻さん主演。約35年前の作品。
邦画でこの頃の映画をたぶん初めて観たと思う。モノクロ。
 時代の変遷をあちこちに感じ、ー言葉遣い・考え方・雪の多さーと思ったら、山形がロケ地だった。
今時、不倫で’人の道に外れたから・・・’と命を絶つ人がいるだろうか?裏切られた腹いせ・絶望感からならわかるけど。
そして、その自殺を’自分のせいと思い詰めて’後を追う?
 2人で寝るときに、『ごめんなさい』と言うのもわからない。
和服より、脱いでる志乃さんきれいだったな。

 聖子ちゃんがぶりっ子初代かと思ったが、映画の中の志乃さんもなかなか・・・”こーゆーのは昔っからだったんだ!!

5人だけの結婚式、泣ける。

蕪島うみねこが、要所要所締めて、印象に残る。お人形チョット怖かったな。

 旧家、お金持ち家は、ねたまれたりするんだね。思い詰めてるときには窮屈、疎ましく感じる人の眼も、最後に汽車に乗り合わせた人(菅井キンさん)に’うらやましいんだよ’って言われて励まし・温かさに変わる。素直に喜べるのがこれからの幸せな人生を思わせる。
今の、旧家・お金持ちも悩みがあるんだろうな。頑張れ〜。

’出会うべくして出会った’人たちは強い。

 映画も当時から評判良かったようだが、やはり、原作を読んでみたい。